僕の行ったライブのレポをひたすら上げて行きます。
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2011/12/14 ROVO @代官山UNIT
2011-12-16 Fri 02:30
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前日のスペアザライブの後、深夜までライブレポを書いていた関係で、この日の睡眠時間はなんと3時間。午前中から前頭部にズーンとくる鈍痛があって、休みたいのに休めない感じ。これは嫌な感じだなあと思っていたけれど、この日は初めてのROVOワンマン。何とか夕方まで持ってくれという思いを込めて2日連続の頭痛薬を飲んで夕方まで業務をこなした。

18:00にオフィスを出て、吉祥寺から井の頭線経由で渋谷まで出て、山手線で恵比寿まで。日比谷線恵比寿駅のコインロッカーにコートと上着と荷物を預け、この季節に全く似つかわしくない、シャツとネクタイという姿でUNITに向かった。7~8分歩いて、開場約10分前の18:50に会場着。既に入場を待つ人の列がパッと見100人程度出来ていた。僕のチケットは整理番号5番という良番。最前方で開場を待っていると、開場時刻を10分ほど過ぎた頃にようやく呼び込みが始まり入場。階段を速やかに下りてフロアに入ると既にセンター付近の最前バーには人が張り付いていた。左右に寄ってスピーカーからの直接の爆音にさらされて耳を壊すのが嫌な僕はそのまま2列目のセンター中央で待機。ステージが完璧に見える好位置でわくわく。

ところが、ふとセンター最前にいた女性2人組のうち下手側の女性がセンター部分を右足でブロックするように妙に足を広げていて、何だよ邪魔だなあと思ってたら、直後に後ろから「荷物置かせてください」といって別の男性がそのセンター部分にやって来た。あ、柵の向こう側に荷物を置くのねと思って退いてあげたら、なんと荷物を置いた後その男性が僕の元いた位置を占拠して、最初にいた女性2人組とおもむろに談笑・・・何だよ場所取りかよ。いきなり情けないライブマナーに直面してしまってもうがっかり。一連の出来事にその場で文句を言うタイミングを逸した自分にも腹が立ってイライラが収まらない。せっかくの良番だったのに、結局不本意にセンター上手寄り2列目に位置を変えてそこで待つことに。イライラと睡眠不足が相まって、その場で立っていることすらツラくなってきたが、ユラユラ揺れてるほうが却って耐えられることに気付き、そのままなんとか開演時刻を無事迎えた。

この日は長年ROVOのステージでVJを務めてきた迫田悠さんが、活動拠点を海外に移すのに伴いROVOの現場を離れるラストライブ。そんなライブが実は僕にとって初めてのROVOライブ、まさに最初で最後の、一期一会を地で行くようなそんなライブになった。

開演時刻をやや過ぎた20:13、客電が落ちてステージが薄明るく浮かび上がり、上手袖からメンバーが登場。メンバーの配置は下手フロントの椅子に山本精一さん(Gt)、上手フロントには勝井祐二さん(Vl)、センター奥に原田仁さん (Ba)、それからその両サイドに下手から岡部洋一さん(Dr、Per)、芳垣安洋さん(Dr)のツインドラム、そして下手最端に益子樹さん (Syn)という配置。1曲目は「SPICA」からライブスタート。いきなり芳垣さんと岡部さんのツインドラムが炸裂しのっけから圧倒される。ステージ背後のホリゾントには迫田さんのVJがさまざまに色と形を変える幾何学模様を映し出して、光の中に飲み込まれてしまいそうになる。さっきまでフラフラだった僕だったのに、ライブがスタートすると力が漲ってくるのが実に不思議で、ちょうど音に持ち上げられ支えられているような感覚を覚える。座ったままの山本さんのギタープレイもストイックで素晴らしい。センターでは原田さんが左右に反復ジャンプをし始めたと思ったら揃えた両足を曲げてジャンプしたりノリノリ!ステージの両端では益子さんのシンセと勝井さんのエレクトリックバイオリンが鳴り響いて、音が太い渦を巻いてフロアを埋め尽くすかのような圧倒的な迫力!

そのまま山本さんのギターソロから「LOQUIX」へ展開。ビシッと揃った鋭いツインドラムが素晴らしく、CD音源をはるかに越える音のクオリティにただただぶっ飛ばされるばかり。いやホントに来てよかった。実はこの日は同じ代官山で裏番組としてペトロールズの対バンが晴れ豆で行われていたのだが、ペトロールズを諦めてもこのライブに参加しておいてホントによかった。続けて最新アルバムから「BAAL」。出だしはミニマルなドラムフレーズで淡々と進んでいくのに、中盤から原田さんのベースがうなりを上げ始めると俄然ヘビーな音がフロアを急襲!僕の腰も頭も自然に動いてしまって、アガり過ぎたせいで息まで上がってしまう始末。さらに「ECLIPSE」、これもゆったりした出だしから入って徐々に後半にかけて盛り上がる曲。VJで映し出される、巨大な光の中を横切るように飛んでいく鳥の映像に、勝井さんの伸びやかなバイオリンがかぶさって、それはそれは壮大で幻想的な光景。スペーシーで、もうどこまでも飛んで行けそうな気持ち!

その次は僕が知らない曲だったのだが「MIR」という新曲だそうで、一歩一歩踏みしめるようなリズムが印象的、こういう曲も好きな感じだなあ。その場で足踏みしてノッていたら、その場でただ立ち続けているよりも足が楽なことにふと気がついた。さらに続けて「SUKHNA」。中盤の山本さんの長い長いギターソロ、勝井さんのバイオリンソロから芳垣さん・岡部さんのツインドラムに酔いしれていると終盤で突如モッシュが発生!僕も縦にノリながら元いた位置から前方に大幅に圧縮されて、一気に汗が噴き出てきた。続く「SINO+」はCD音源とは大幅に異なるアレンジになっていて、これも面白い感じ。本編ラストの新曲「D.D.E.」はめちゃくちゃ激しく、高速ツインドラムと勝井さんのバイオリンがこれでもかとばかりに炸裂!モッシュは激しさを増し、僕の右からも客がガンガン飛んでくる。僕も首を振りながら弾け飛んで行った結果、なんと曲の途中でなんとセンター上手側最前まで進出!最後の最後で入場時の位置に戻ってきたよ(笑)。最前のバーに腹部を圧迫されながらも音に酔った!

本編が終わっていったんメンバーが上手袖にハケて、アンコールの拍手を受けて再登場。冒頭のMCで勝井さんが、VJ迫田さんがこの日でROVOの現場を離れる、と告知するとフロアから大きな拍手が。迫田さんのこと、勝井さんは「ROVOのメンバーと言っても過言ではない、いや、もうメンバーです」と言っていたのがとても感動的で印象的だった。
「アンコールは2曲。1曲目は山本さんがこのバンドを創ったときに作った最初の曲、そして2曲目はハルちゃん(=迫田さん)のリクエストで、SYSTEM7とコラボした曲『Hinotori』をやりたいと思います」と勝井さんが言うと、フロアからは暖かい歓声が沸き起こった。

この時点で僕の体力はもうわずかしか残っていないような状態だったが、アンコール1曲目の「CISCO」が始まると再びツインドラムと原田さんのベースにリフトされて力が湧いてきた。中盤で曲が加速し始めるとまた後方から間欠的に圧縮の波が押し寄せてくるが全く気にならない。とにかく音が全身を駆け抜けていく感覚で圧倒されて多幸感が半端じゃない。終盤の高速ツインドラムがひたすらトランシーで、人力トランスという言葉の意味をまさに実感した瞬間だった!首が取れそうなぐらいに頭を縦に全力で振りながらアガり狂った!そして大トリの「Hinotori」ではハート型の羽をもつ巨大な黄金の火の鳥がホリゾントに映し出され、ゆっくりと羽ばたいて向こうへ跳んでいく。ステージ上部後方に置かれたピンスポットがフロアに向けて飛び、本当に太陽に向かって飛んで行っているよう。ベースの原田さんがフロアに背を向けて火の鳥に向かって祈るようにひざまづき、そのまま立ちあがって向こうを向いたままでの演奏。やはり迫田さんのROVOでのラストステージだけあって、メンバーの迫田さんへの惜別の思いが溢れ出す素晴らしい演奏だった。僕は最後までアガりっぱなし、もう身も心もどこか別の世界に行ってしまいそうだった。
演奏が終わってVJが止まり、勝井さんが挨拶をしてメンバーが最後引き揚げて行ってもフロアからは拍手が鳴りやまない。そのまま客電が点き、22:32終演。終演後フロア上手側後方からひときわ大きい拍手と歓声が起こり、きっとあそこに迫田さんがいるんだなと思って客が引くのをしばらく待っていたらやはりそこには迫田さんが。実物は写真以上にとても美人で可愛くて、すごかった(笑)。

それにしてもホントにいいライブだった。年末になって、ほぼほぼ今年のライブも全日程を消化しつつあるのに、こんなに押し迫ってからなお魂が震えるライブを経験できるのは本当に幸運だと思う。ただツインドラムのスネアの打撃音が強烈だったせいで両耳とも軽く傷めてしまった。音響外傷やっちゃうのこれで何度目だよ・・・でも今後もきっと自重なんてしないと思う(笑)。



《セットリスト》

 1. SPICA
 2. LOQUIX
 3. BAAL
 4. ECLIPSE
 5. MIR(新曲)
 6. SUKHNA
 7. SINO+
 8. D.D.E.(新曲)

 En1. CISCO
 En2. Hinotori

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