僕の行ったライブのレポをひたすら上げて行きます。
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2012/3/18 i-dep @ 渋谷・WWW
2012-03-23 Fri 01:56
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前日に引き続きこの日もライブ。この日はi-depの3年ぶりとなるワンマンライブ。僕はi-depの音がとても好きで、特に「Smile Exchange」(2005/7)「Super Departure」(2006/7)「Fine tuning」(2007/9)の3枚のCDはめちゃくちゃ聴き倒したなあ。でも一度は行ってみたいと思っていたライブも行けずじまいで、それきりになっていた。そんないきさつもあり、このライブの開催がアナウンスされると直ちにチケットを押さえちゃった。久しぶりのi-depの音を、初めて直接確かめられるチャンス到来!というわけで、この日を待ちわびました。

雨が気になるあいにくの空模様の中、WWWへ。開演時刻は18:30だが、その2時間前に早々と開場されていて、ライブ本編に先立ちnote nativeの田尻知之がオープニングDJを
務めるというタイムテーブル。例によって僕は1人参加だから、そんな2時間も一人で踊ってもいられないので、本編スタートの少し前に着けばいいかな、と思って横浜の自宅を出た。18時前に渋谷に着き、センター街のバーキンで軽く食事をした後、18:10過ぎにWWWに到着。フロアに入ると、遅く入ったにもかかわらず、なんと2段目センター下手寄りの最前バーを確保できた。

ステージ奥のスクリーンには1月にリリースされたアルバム「DA BASE」のアートワークが映し出されていて、時折、青色のLEDスポットライトがスクリーンの上のほうからフロアへ向かって強烈な光線を突き刺してくる。田尻くんのDJがもういきなり気持ち良過ぎ!音に合わせて揺れているとたちまち暑くなってきて、着てきたレザーブルゾンをさっさとバーに掛けて頭を振りながら開演を待った。ステージ上にはセンター奥にドラムセット、そのすぐ上手にはアコギやエレキギターが何本も並べて立てかけてある。そして上手にはステージピアノとMacBookなどの機材が。

田尻くんのDJですっかりアゲ倒された頃、開演時刻を少し過ぎた18:34、フロアが暗転。オープニングSEとして「Guts On!」が流れ始める。すると、それまで完全に静止画だと思っていたスクリーン上の「DA BASE」のアートワークがなんと動き始めて、フロアのあちこちからおおーっ!という感嘆の声が上がる。アートワークの、フローリングの床に散らばった小物を、画面の両側から現れた手が一つ一つ丁寧に取り除いていく映像。途中で、めんどくさくなったのか、突如ほうきが登場してざあーっと床を掃いていってしまい、場内が爆笑に包まれた。最後にこのライブのフライヤーがスクリーン一面に敷き詰められると自然に観客から拍手が巻き起こった。すると下手の袖からサポートメンバーの狩野丈二(Dr)とカワムラヒロシ(Gt)が登場し、すぐに続けてナカムラヒロシもステージに現れて、大歓声!

ライブ本編は、イントロに合わせてボーカルの牧野竜太郎くんが飛び出してきて新譜のオープニングトラック「Hey」からスタート。牧野くん、グレーのハンチングに、黒いストライプのクレリックシャツに蝶ネクタイにジーンズといった格好がお洒落。しかも牧野くん、いい声してるなあ!サビの「Hey!」の部分で、牧野くんとの掛け合い形式でみんなで一斉に声出し。ナカムラヒロシが「みんながヘイ!って言うまで、終わりませんからね!」と煽り、のっけからフレンドリーでとても楽しい雰囲気がフロアを包み込む。続いて今度は、牧野くんと入れ代わりにyumeiroechoのechoちゃんが登場。これまた新譜の収録曲「My way」へ。echoちゃん、小柄なのにパワフルな張りのある歌唱がすばらしい。手振りをしたり、左右に跳ねたり、動きもとても可愛いかった!しかもカワムラヒロシのギターがとんでもなくカッコいい!ハウス寄りのユニットでも打ち込み一辺倒じゃなく、むしろライブなんかでは生音を入れるケースがよく見られるけど、i-depはその典型で、しかも生楽器が実に強力!さらにVJチームの仕事ぶりが素晴らしく、ステージ奥のスクリーンだけじゃなくフロア両サイドの壁面にもVJ映像を映し出して、視覚からも自然とアガってくる。

2曲やってナカムラヒロシのMCへ。フロアのあちこちから「ヒロシー!」と野太い男の声が飛ぶと「3年ぶりのワンマンやのに、男の怒号は相変わらずか!」と困ったようでいて嬉しそうな様子が可愛い(笑)。さらに、ナカムラヒロシがステージへもう一度牧野くんを呼び込むと、ひとしきり牧野くんの蝶ネクタイをネタにいじりにかかる。ちなみに、牧野くんが蝶ネクタイをしていた理由は、本人曰く「やっぱり、大事なときですから・・・」とのこと(笑)。

ナカムラヒロシが「じゃあ、新生i-depのライブメンバー5人で、一発やりますか!今日は最後までよろしくお願いします!」と挨拶して、MC明けはまず懐かしい「Don't Stop」から。音源ではナカムラヒロシとCanaちゃんが務めていたボーカルパートを、この日は牧野くんとechoちゃんが担当。お洒落な感じで素敵。途中でハンドクラップが入ったりして、ハッピーなパーティー感が溢れ出る感じ。続けて今度は新譜から「Mambo Mambo」。ギターのカワムラヒロシがセンターフロントに出てきて「皆さん、これ、振り付けやりますからね!」と言って、片手の指を2本揃えてその手を4呼間で目の前を外側へ水平に引き、引き終ったら今度は逆の手で・・・という繰り返しの振り付けを(文章だと表現しづらいなあ・・・)。振り付け楽しいなあ!さらに中盤以降はカワムラヒロシのギターソロから狩野丈二のドラムソロへのソロ回しに痺れて、すっかりアガりまくり!すると今度はステージが暗転し、一転して落ち着いたナカムラヒロシのピアノ弾き語り曲「Raise Your Hands」へ。聴かせる曲だなあ。

続くMCでナカムラヒロシが「去年の今ごろは、i-depでまたライブをするとは全く思っていなかったんですけど、これも皆さんのおかげです。ありがとうございます!」「流行りすたりは得意じゃない。僕は自分の音楽を精一杯やるので、みなさん頼みます!」というようなことを言っていたが、これはまさにこの日のライブの意義を象徴するような台詞だと思った。i-depの音は確かに、いま流行っている音とは違う音だとは思う。しかしその音は唯一無二であり、もはやi-depとはひとつのジャンルだ、といっても過言ではないのでは?今回のアルバム「DA BASE」は、i-depのスタイルはこれまで通りでいいんだ、これがi-depなんだ、ということが再確認できる、とても意義深い重要なアルバムだと思う。ナカムラヒロシには、今後もぜひ、今回のアルバムのような気持ちのいい音を作り続けて行ってほしいなあ。ちなみにこのアルバム「DA BASE」はなんとiTunes Storeのランキングで総合5位に入ったそう。それはすごい!

MC明けは「Kuwana Sessions」をピアノ、ギター、ドラムスの3人で。ナカムラヒロシの故郷桑名で彼の友人の工場を借りて録音されたこの曲。ステージ奥のスクリーンに、レコーディング風景のドキュメンタリー映像で構成されたPVが流れる。PVには、顔の輪郭を白いマーカーでなぞるような効果が加えられていたが、なんと同じ白いマーカーの効果がなんとステージ両翼のスピーカーの輪郭に映されていて、すごい、すごい!「3Dプロジェクションマッピング」ってこのことか!曲が終わるとフロアから大きい歓声が上がった。

曲が終わると、ナカムラヒロシが再びステージに牧野くんを呼び込み、牧野くんのために書かれた「I Walk」を。「人生色々あるけど、歩き続けなきゃだめなんだ」という曲なんだそう。ミディアムテンポの明るいバラードナンバーで、何度も言うけど牧野くんの声が実にいいなあ。続けて「Jump!」。原曲より低いキーで牧野くんのボーカルで。伸びやかでとても気持ちいい!牧野くんの歌っている姿がまた本当に楽しそうで、見ているだけで笑顔になっちゃう。さらに続く「MAGIC」では、なんとなんとCanaちゃんがステージに現れて、フロアから大歓声が沸き起こった!Canaちゃんの弾けるようなキラキラの笑顔がとても眩しい。Canaちゃん、可愛いー!!さらに続けて「Believe」。イントロで曲を察知した観客が、フロアのあちこちから歓声を飛ばす。そしてあの、電車の車窓風景をモチーフにしたあのPVの映像がスクリーンに映し出される。とにかくこの曲の盛り上がりは凄くて、見ているだけで飛び跳ねざるを得ない。さらに畳み掛けるように、ハンドクラップから「I MY ME」へ展開。もうアゲ過ぎ!

次のMCでまず映像チームの簡単な紹介。「あの上のほうでやってるから、みんな手を振ってあげて」とナカムラヒロシが言うと、VJチームの人が調子に乗ってスクリーンに「こんにちは」とは「てへぺろ」などと表示したりしちゃう始末(笑)。

でもそこに続くMCでは一転シリアスに。ナカムラヒロシが「大震災を受けた人、もしくは離れたところに住んでいても、現地の人は不幸をポップに捉えている。とにかく観光でもなんでもいいから、ボランティアもしなくていいから、一度行ってみてほしい」という、震災に寄せる自分の考え方を訥々と話していた。僕はまだあれから福島には行っていない。一度行って、この目で現状を確認してこなければ。

そして続く「fuku」では、なんとアメリカから電送されてきたShing02の歌う映像がスクリーンに映し出され、こちら側の演奏とシンクロする。Shing02の歌が優しく切々と胸を打ち、身動きができない。言い知れない感動が押し寄せてきた・・・素晴らしい!

終盤に入る前にまずナカムラヒロシからメンバー紹介MC。ドラムの狩野くんを紹介したとき、狩野君が自己紹介で「私生活がめんどくさい狩野です」と言って場内爆笑!ナカムラヒロシによると「マジ」だそう(笑)。あと、「どうですか?i-depのライブ?」と訊かれたechoちゃんが「いやー、いやー、楽しい!」と言うと、牧野くんも「僕もそう思った」とのことで、それは観ていても分かるぐらいだもん。

終盤はまず「G」。牧野くんとechoちゃんとのコラボで二人の歌唱付きで。そこからカワムラヒロシのギターソロへ、これがまたまたカッコいい!しかも「さあ私生活のうっ憤を晴らしてもらいましょう!」とナカムラヒロシの煽りから狩野丈二のドラムソロへ。最初は落ち着いた感じだったのが、途中でスイッチが切り替わって猛烈なドラムソロへ。すごい盛り上がり!終わったあと、メンバーが「・・・相当溜まってるよね」と狩野くんを心配がっていたのが可笑しかった(笑)。そして今度は「Eyes to Eyes」。牧野くんとechoちゃんのハーモニーが素敵。ふたりともいい声!観客のハンドクラップがフロアに響き、みんなでシンガロングしながらワイパーの振り。暖かい一体感に包まれる。いい感じ!

本編最後は「Don't Say good-bye」。曲に入る前に、なぜか観客の間でじわじわと笑いが広がり、ナカムラヒロシが「その笑い声じゃできないっ!」とスネ切れした後、「普通のライブはしんみり聴くんやろうけど、でもi-depは、こんなんです!よろしくお願いします!」というと大歓声!さらに、「ツイッターでも全然絡んでくれないし…怖いかなあ僕。鳥バンバン来るで?」と言ったのがもう最高におかしかった。3年ぶりのライブで、ナカムラヒロシも本当に嬉しそう。嬉しさが一周して変なノリになってしまっている感じがまたなんとも言えずに微笑ましかった(笑)。

アンコールでは、冒頭ナカムラヒロシがMCで「i-depで二度とライブすることはない、と去年の今ごろは思ってました。でも僕自身、どういう音楽を作りたいかを見つめ直して、結局、好きなことをやるんや!ってなって。」と心境を語った後、「そしてこうして好きなプレイヤーにも巡り合えて。ありがとう!」と、カワムラヒロシ、狩野丈二の2人、それからVJチームに順次感謝の言葉を贈っていたのがまた暖かい感じだった。
「最後やけど、ぶちアゲるからね!みんな、ついてきてね!」という台詞に続くアンコール1曲目は「Dream to dream」!激しくアッパーで腰がうねる。最後だけどまだまだ踊れる感じ。楽しくて仕方がない。

そして大トリではこの日のボーカリスト3人(牧野くん、echoちゃん、Canaちゃん)がステージに揃って、Canaちゃんのソロアルバムリリース告知とか、Canaちゃんがナカムラヒロシのおっぱいを揉んだらプルンプルンだった話(笑)とか、「Canaちゃんとナカムラヒロシが仲悪い説」が流れている話(笑)でひとしきり盛り上がる。で、なぜかナカムラヒロシからのリクエストで、みんなの手拍子に乗って、カワムラヒロシがMaroon5の「Sunday Morning」をアコギでワンコーラス弾き語り。いい声、アコギ上手いなあ。
さらに、ステージ奥からフロアに向かってみんなで記念撮影!公式サイトで確認したが、僕も小さく写ってました(笑)

大トリは「Rainbow」。静かに静かにタメてスタートした後、テンポアップ!Canaちゃんから入ってechoに繋ぎ、サビのラララのところで牧野くんを入れた3人で。最後、サビうメロのラララでワイパーの振りをしながら全員でシンガロング。フロアとステージが、暖かくハッピーな一体感でがっしりとつながった感じ。いいなあ、楽しいなあ!!

拍手に送られてメンバーがステージから全員ハケたあとも客電が点かないので、あれあれ?と思ったら、「Lights in the silence」が流れ、同時にステージ後方のスクリーンにはそのPVと合わせて、このライブの出演者、スタッフが記されたエンドロールが流れた。曲が終わるまで、だれもその場を動かなかったのは、あたかも静かにこのライブの余韻を味わっているかのようだった。

終演20:51。こんなに多幸感に溢れた、かつ強い一体感を感じることのできたライブは僕にとっても久しぶり。なによりも、i-depがi-depらしさを失わずに、そのスタイルのまま力強く前進を始めたことがはっきりと確信できたのが嬉しい。3年を経てのワンマンライブは、まさしく凱旋公演と呼ぶにふさわしい、素晴らしいライブだった。


《セットリスト》

 0.  Guts On!
 1.  Hey (feat. Ryutaro Makino)
 2.  My way (feat. yumeiroecho)
 3.  Don't Stop
 4.  Mambo Mambo
 5.  Raise Your Hands
 6.  Kuwana Sessions
 7.  I Walk
 8.  Jump!
 9.  MAGIC (feat. Cana)
 10.  Believe
 11.  I MY ME
 12.  fuku (feat. Shing02) 
 13.  G
 14.  Eyes to Eyes
 15.  Don't Say good-bye (feat. Ryutaro Makino)

 En1.  Dream to dream
 En2.  Rainbow
 En3.  (エンドロール)Lights in the silence


《サポートメンバー》

 牧野竜太郎(Vo)
 echo(yumeiroecho)(Vo)
 Cana(Sotte Bosse)(Vo)
 カワムラヒロシ(Gt)
 狩野丈二(Dr)

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