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2012/7/21 赤い公園/チーナ @代官山UNIT
2012-07-23 Mon 01:27

久しぶりの赤い公園ライブ。僕が赤い公園のライブを観たのは、なんと2011年3月25日に下北沢GARAGEで開かれたクレイマン・クレイマンの企画ライブ(クレイマン・クレイマン、ストロボスコープ、赤い公園のスリーマン)以来。この時はまだ彼女たちも現役女子高生のインディーズバンドだった頃。最近の音源リリースを受けて久しぶりに彼女たちのライブを観たいなと思って、何気なくチケットを買った。

例によってまた、この日のライブ参加予定を当日になっていきなり奥さんに告げた(笑)。「もうー確信犯でしょっ!」と猛クレームを浴びたが結局予定通り行かせてくれるところがうちの奥さんの懐の深いところ。いつもながら感謝、感謝!

横浜の自宅を17時少し過ぎに出て、湘南新宿ラインで恵比寿へ。恵比寿駅からゆっくり歩き、UNITには開場予定時刻5分前の18:25頃に到着。着くとすごい列で、UNIT前の入場待機列はそのまま駒沢通りに伸びて恵比寿駅方面に100m以上も続く感じだった。整理番号はA、B、Cがあって、A、Bが各200番ずつ、それ以降がCという分布。僕はC8番という相当後ろのほうの整理番号だったが、呼び込まれてフロアに入ったら、フロアはまだ前3~4列程度しか埋まっていない状況だった。ドリンクカウンターでジンライムを貰って一気に呷ってからフロアへ入り、最前部の観客からわざとぽつんと後方に離れ、およそセンター最前7列目付近に相当する位置を確保。センター最前付近にガタイの大きい男性客がいるほかは身長の高い観客もほとんどいなかったおかげで良好な視界。SEに揺れながら開演を待った。そのうち、僕の前に空いた空間にも客が詰まり始め、後方にもどんどん客が入ってきて、気がつくとドリンクカウンターの前のゾーンまで客でぎっしりな状態に。いつのまにか赤い公園、UNITをいっぱいにするぐらいのバンドになったんだねえ!しかしそれにしても、意外に観客に中年のオッサンが多いのが気になった。あまり僕も人のこと言えたもんじゃありませんが(笑)。

開演時刻きっかりの19:00に客電が落ちて、ステージ上手袖からチーナのメンバーが登場。
チーナは女性3人+男性2人という珍しい編成のバンドで、センター下手にボーカル&キーボードの椎名さん、その上手にバイオリンの柴さんのツートップ。そしてその外側、下手端にエレクトリックアップライトベースを持った林さん、上手端にはギターの”リーダー” 西依くん。そして離れたセンター後方にサポートドラマーの菊池くん、という配置。菊池くんのスティックの合図から、「Go home!」でライブスタート。この曲、弦とピアノのゆっくり穏やかな導入部から一転して、はじけるようにポップに加速するのが素晴らしいハッピーな佳曲で、素晴らしい!僕はチーナのライブアクトを観たのはこれが初めてだったのだが、椎名さんも柴さんも、とにかくメンバーみんなの笑顔が素敵で多幸感に溢れていて、一発で好きになってしまった。フロアの後ろの方から見ていた方、センター最前7列目あたりでやたら揺れてた黒いハットにご記憶があれば、それが僕です(笑)。さらに、挨拶MCを乗せたイントロから「愛とか恋とか」「被害妄想」と続けて。正直言ってこの日の観客は、僕を含めた大部分が赤い公園を目当てにしていたようで、出だしこそフロアの揺れも控えめな感じだった。しかし、要所要所で柴さんが要求するハンドクラップに観客も応えたりしながら、徐々にフロアに一体感が生まれて盛り上がって行く。ピアノ+ヴァイオリン+コントラバスのアンサンブルが生み出すクラシカルなテイストがチーナのサウンドの軸なんだけど、どの楽曲もメロディがしっかりしていて、かつ同時に優れてポップでもあり、月並感も全然なく、とても魅力的。ドラム+ギターのリズム隊がまたビシッとバンドの音を締めていて、いいバンドだなあ。

3曲終わった後、椎名さんが「こんな伝説的なライブのゲストにチーナを呼んでくれて、赤い公園は見る目があるなと思いました」といきなりの自賛MC(笑)。ただ真意はその直後の「お金を積めばもっといいバンドを呼べるのに、あえてチーナを呼んでくれたことがとても嬉しいです」ということだったみたい。「こんないい所で演れて、嬉しいです!今日は死ぬ気でやりますので、よろしくお願いします」という挨拶MCに続いて、「あやまりではじまり」「こどもの国」の2曲を。特に「こどもの国」、イントロで椎名さんのピアノリフが牽引する巨大なサウンドスケープが素晴らしく、引き出しの多彩さに思わず唸った。このバンド、きっともっと大きくなるよ!

「今日私たち、ちょっとお洒落してる感じでしょう?頑張ったんですよ!」という椎名さんのMCが挟まって改めて見てみたら、椎名さんは抑えたオレンジ系のノースリーブワンピース、柴さんはブルーで胸元が白の切り替えになっているワンピース、林さんは黒の清楚なワンピースという恰好で、皆さんお似合いでした!

続けて「蛾と蝶とたこ焼きとたこ」。出だしで柴さんが笑顔でフロアに向かって「指パッチン」を要求するが、今ひとつ観客が付いてこない。と見るやいなや、すかさず椎名さんが「パッチンしなさいよぉっ!」と言ったのが笑えた(笑)。

その後のMCで告知。まずは7/11にリリースした1stフルアルバム「GRANVILLE」のリリース告知、それから物販告知(1stフルアルバム「GRANVILLE」+スプーン)。「スプーンで儲けようと思ってますので。スプーンで儲けよう!」と椎名さんは言っていたけど、1本600円は高すぎるよ椎名さん(笑)。さらに、チーナのレコ発ツアーファイナル(しかもワンマン!)がここ代官山UNITで11/11に行われるそうで、そのチケット先行予約の告知。予約特典で限定音源も付いてくるそう。ワンマン、楽しみだなあ。僕はこの日のライブがあまりに良かったので、この日帰宅するなり早速予約応募してしまった。

最後は「Granville Island Market」「乾杯の挨拶」「アンドロイド」とやってチーナのアクトは19:51終了。終わって改めて振り返ってみると、この日演った曲はほとんどが「GRANVILLE」からの楽曲!ある意味、この日のライブはチーナにとっても「レコ発ツアー初日」的な位置づけだったのかも知れないな。


《チーナ セットリスト》

 1. Go home!
 2. 愛とか恋とか
 3. 被害妄想
 4. あやまりではじまり
 5. こどもの国
 6. 蛾と蝶とたこ焼きとたこ
 7. Granville Island Market
 8. 乾杯の挨拶
 9. アンドロイド


《チーナ》

 椎名杏子(Vo,Pf)
 柴由佳子(Vn)
 リーダー(西依翔太)(Gt,Key)
 林絵里(Ba)


《サポートメンバー》

 菊池直人(Dr)


終わって客電が点いた直後にかかったフロアSEが八神純子の「みずいろの雨」で、唐突感からだろうか、フロアのところどころから笑いが起こった。でも八神純子って、もんのすごい歌唱力だし、ものすごいメロディセンスだよね。こういう巨大な才能を持った人、今もどこかに必ずいるはずなんだけど、一向に現れてこないなあ。この曲、僕が小学4年生の時の大ヒット曲です。同世代でライブを観れた人がホントに羨ましい。
前の方にいた観客がパラパラと後方に下がり、入れ替わりに後ろからの客が僕の前にやってきたが、僕は立ち位置は変えずにそのまま。ステージ上ではスタッフがステージ転換に立ち働いていたがステージから若干距離があったせいもあり、あまり良く様子が分からなかった。

再び客電が落ちて、いよいよ赤い公園のアクトスタート。globeの「FACE」がステージSEで流れると、赤い公園のメンバーがステージ上手から一人ずつ、藤本さん(Ba)→歌川さん(Dr)→津野さん(Gt)の順に登場すると、そのたびに拍手と歓声がフロアから巻き起こる。最後に、拍手に迎えられて佐藤さん(Vo)が登場すると、唐突にSEが落ちて、まず1曲目は「ランドリー」から。パッと見、1年3か月前に彼女たちを見たときより、ぐっと垢抜けた感じになっていたのに驚いた!佐藤さんは前は白いチュニックに白いロングスカートで髪もバサバサの、ある意味ちょっと病んだ感じ(笑)だったのに、この日は白いスキニーパンツで髪もきちんとお洒落な感じ。しかもギターの津野さん、右肩を出した白いブラウスがキュートで、顔も井上真央ちゃんを彷彿とさせる可愛さ!前からこんなにルックス良かったかなあ?続けて「ナンバーシックス」。始まるなり佐藤さんの「代官山ー!!」というシャウトに続いて「今日は最後まで付いてこいよおめーら!」という煽りもあったりで、とにかく、佐藤さんにしても津野さんにしても、以前はもっともっと硬い感じのステージングだったのに、場数を踏んで、表情もアクションもずっとずっと堂々と滑らかなものになっていて、この短い期間で彼女たちが急激に成長したことがはっきりと見て取れた。JK時代の彼女たちから見たら、ふた皮は余裕でむけた感じで、メジャーになるということはこういうことなんだなあ。1年3か月前に同じ下北沢GARAGEのステージを踏んだクレイマン・クレイマンならびにストロボスコープの諸君も、おんなじぐらい才能とセンスがあるんだから、いっそう奮起して欲しいなあ!

基本的にこの日のライブは「リリース記念公演『ランドリーで漂白を』」と銘打たれていた通り、レコ発ライブということもあって、楽曲の構成はメジャーデビューミニアルバム「ランドリーで漂白を」「透明なのか黒なのか」の2枚からを中心にした選曲だが、ところどころに旧曲や未音源化曲が散りばめられた構成。メンバー紹介MCをイントロに乗せて「世紀末」、そしてファーストミニアルバム「ブレーメンとあるく」から「はてな」、そして「血の巡り」へ。「血の巡り」の途中で唐突にみんな演奏を止めてしまったのに、戸惑ったように佐藤さんが「なんでそこでグレるん・・・?」とつぶやいてから「ちょっと次にみんなが『いやさっさー』って言ってくれたら始められるかも知れない・・・」と小芝居交じりに客にコール&レスポンスを要求。で、「せーの!いやさっさー!!」のシャウトで再び演奏再開、コールアンドレスポンスも盛り上がった。こんなコントっぽいことやるバンドだったかなあ(笑)。黒っぽい未音源化ラップナンバー「TOKYO HARBOR」、さらに「私」「くい」と間髪入れずに次々と演奏が続く。「くい」なんかものすごい轟音で、そういえば赤い公園って轟音エモバンドっぽい要素があったなあと今さらながらに思い出したりした。しかしそれにしても、冷静に聴いてみると、佐藤さんのボーカルは高音部が相変わらず苦しそうでか細い裏声に倒れてしまいがちだし、音階も微妙にずれるし、歌唱力そのものは全く上がっていないように思えるのだが、堂々としたステージングがそういったアラを帳消しにしている。これで佐藤さんの歌唱力がSuperflyちゃん並みに上がったりしたら、ものすごいことになるだろうなあ・・・。あと、「くい」の途中で、ベースの藤本さんがステージ上手にいる津野さんのところに寄って行って二言三言打ち合わせたかと思うと、唐突にEXILEのような回転ダンスが始まって笑った(笑)。

「くい」が終わるなり「はいどーもークリスティーナ・アギレラでーす」と佐藤さん(笑)。
「ライブが楽しいバンドということで」とか「言わなければ分からないと思いますが、クリスティーナ・アギレラじゃありません!」とか、「長いセットリストを持ってきたつもりだったんですが、早いもので残りあと、8曲ぐらいです」とか、佐藤さんのグダグタMCが続く(笑)。こんな「三の線」のバンドだったかなあ?個人的にはそういうMCはくどくて余計なものに感じたのだが、観客には結構受けてはいたし、しばらくはこの路線で行くんだろうなあ(笑)。

佐藤さんの泣き真似MCから中盤へ。「かーもめ かもーめ」というコーラスのリフと轟音が印象的な「塊」、そして「透明」、「副流煙」と3曲続けて。「透明」終盤の「キーン」という高音のノイズはベースで出してるんだ、この日のライブで見て初めて分かった。

続いて佐藤さんから、9/19に出るシングルのリリースが告知されると大きい歓声がフロアから湧いた。「その曲聴きたい?赤い公園唯一のダンスチューン、のぞき穴!!」と佐藤さんがシャウトするとフロアのあちこちが縦方向に揺れ始め、盛り上がりが加速する。しかも途中で佐藤さんがなんと、ステージのセンターからフロアへダイブ!野太い歓声が上がってフロアの熱もグッと上がった感じになった。ダイブからフロアに戻った佐藤さんがそのままステージ後方へ走り、ドラムセットによじ登ったかと思うと、今度はライドシンバルを蹴り上げたりとすごい興奮振り。さらに続けて、コールアンドレスポンス用のプラカードが登場したかと思うと「よなよな」へ。個人的にはこの曲が赤い公園最大のキラーチューンだと思う。サビでは腕を上げて縦ノリになる観客多数、コールアンドレスポンスも凄く盛り上がった!この曲、サビメロのキャッチーさ、ポップさがずば抜けていると思う。

「こんな野蛮なライブに付き合ってもらってありがとうございます。チーナの皆さんもありがとうございます」という佐藤さんのMCを挟んで、佐藤さんの鍵盤ハーモニカから始まる未音源化楽曲「タヒチの夕焼け」、それからようやくここで来た「ふやける」!強力な轟音ナンバーがぐいぐい突き刺さってきて、すごい迫力、素晴らしい!佐藤さん、下手のスピーカーに登ってフロアを煽りながら歌い続けていたが、再び下手からフロアへこの日2度目のダイブ!いやあめちゃくちゃ激しいなあ(笑)。

演奏が終わるとステージが暗転して、ベースの藤本さんとドラムの歌川さんの2人がステージからハケて行き、ステージ上はセンターの佐藤さんと、それからギターを置いてステージ上手端に向こう向きに置かれた電子ピアノに座った津野さんの2人だけになった。
キーボードの上の電気スタンドだけがぽつんと暖かい光を発する中、津野さんの弾くピアノを伴奏に佐藤さんが「何を言う」を独唱して本編終了。佐藤さんのボーカル、さっきとは同じ人と思えないぐらいとても良くて、沁みたなあ。

客電が点かないまま、すぐにアンコールの拍手が湧き起こるが、フロア上手側に置かれたスクリーンに突然告知文が表示されて拍手が止まり再びフロアが静まり返った。かと思うと、なんと前述の9/19リリースのシングル「のぞき穴」のPVの先行公開がスクリーン上で始まった。花魁のような扮装の佐藤さんが強烈な印象を残すPVで、赤い公園の活動領域が今以上に広がりそうな予感。こういう、バンド黎明期の急拡大にリアルタイムで立ち会うというのはとてもわくわくする。

PVの放映が終わり、しばらく暗転のままでステージ転換作業が続く。そしてやがて、ステージの準備が終わると、上手からチーナと赤い公園の全メンバーが、微妙な小芝居をしながら全員コスプレでステージに登場(笑)!まずフロントは上手から順に、白衣の医師(リーダー)、看護婦(津野さん)、オカン(佐藤さん)、幼稚園児(椎名さん)、ヤンキー(柴さん)。そして後列は上手から男性教師(菊池くん)、ジャージ姿の女生徒(歌川さん)、セーラー服女高生(藤本さん)、そして女性教師にふんした林さん、という配置。カオス過ぎて訳が分からない(笑)。このメンバーで「されど日常」を一緒に演奏して、全ライブ終了。終演21:30。


《赤い公園 セットリスト》

 1.  ランドリー
 2.  ナンバーシックス
 3.  世紀末
 4.  はてな
 5.  血の巡り
 6.  TOKYO HARBOR
 7.  私
 8.  くい
 9.  塊
 10. 透明
 11. 副流煙
 12. のぞき穴
 13. よなよな
 14. タヒチの夕焼け
 15. ふやける
 16. 何を言う

 En. されど日常(w/チーナ)


《赤い公園》

 佐藤千明(Vo&Key)
 津野米咲(Gt,Cho,Pf)
 藤本ひかり(Ba)
 歌川菜穂(Dr)


フロアを後にして物販エリアへ向かうと、なんと赤い公園の物販よりもむしろ、チーナの物販(CD)を求めて列を作っている人の方が人数的に多いぐらいの感じになっていて驚き!まあ、赤い公園目当ての客が多かった感じだから、CDはみんな一通り購入済のはずで、物販にさほど列ができなかったのかもしれない。ただそれにしてもチーナのCDを求めて列ができたというのは、いかにこの日のチーナのライブアクトが良かったかを物語っている。この日、久しぶりの赤い公園の成長を確かめられたのが1つの収穫だったが、個人的にはそれよりも生のチーナのライブアクトがこれほど素晴らしいことを知ったのが嬉しい誤算だった。11月のチーナワンマン、当たっていますように!


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