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【ライブレポ】 2014/7/4 NEW PONTA BOX × Yasei Collective 「パラシュート”Encore”セッション」@ 青山・月見ル君想フ
2014-07-06 Sun 02:54
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→NEW PONTA BOX
  左からポンタさん・岡沢さん・柴田さん。

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→ヤセイ・コレクティブ
  左から拓郎くん・中西くん・マサナオくん・別所くん。

今年3月に、全く同じこの組み合わせ、全く同じこの場所で開かれた対バンライブ。すっかり月見ル君想フ名物のような趣きを見せてきた。普段と違う視点からライブを見られるのは、僕のような観客にとってはとても新鮮で嬉しい。前回参加した時は、ポンタバンドが王者の貫録でゆったり構えていたところにヤセイが名刺代わりの一発をお見舞いして、本気になったポンタバンドと、胸を借りる側のヤセイが互いに自慢のフレーズをぶつけ合って丁々発止とバトルを繰り広げる展開がたまらなかった。でもそれでいて、どちらのメンバーもとても嬉しそうだったのがとても印象的だった。

今回はそのリターンマッチ。初回と比べて、明らかに両バンド間を流れる空気が、前とは違って、もっと親密なものに変わっていたのが分かった。前回ガチガチだったヤセイのマサナオくんのMCも、いつもの打ち解けた感じの語り口になっていて、親子ほども歳の離れたポンタさんとマサナオくんの二人が、お互いをリスペクトしつつ、友だちのように会話しているのが、僕としてはもの凄く嬉しかった。

ポンタさんのバンドは、ジャム寄りではありながらも基本的には正統派のピアノジャズトリオだし、選曲もハービー・ハンコックやジャコパスといった、70年代を鮮やかに彩った音がレパートリーの中心だが、驚いたのは、この日のポンタさんは、奇数拍とか微妙なずれ、よれのあるドラムフレーズをところどころに散りばめていたこと。これ、一言でいえば、ヤセイの音がポンタさんに影響を明らかに与えていたということですよ。そういうヤセイは勿論凄いし、そして、大御所になっても新しいものを吸収するのを止めないポンタさんもまた凄い。

この日のセットリストは両バンドの持ち曲を控えめ、両バンド合同のセッションでやる曲を多めに並べた感じ。でも出だしからいい曲ばかりよくぞ並べてくれました。最初のスティーヴィー・ワンダーのカバーがいきなり良くて。柴田さんのピアノが流麗で素晴らしかった。うち帰ってから思わずアルバム「キー・オブ・ライフ」を引っ張り出しましたが、こっちの方が断然いい。ヤセイはヤセイで、新曲群を効果的に散りばめてこれまでの新曲の育ち振りを改めて示してくれたし、極め付けはTabaco→Iiwakeのメドレー。久しぶりにやってくれたIiwakeは、超複雑・超高速であんなに拍が取れない曲なのに、メンバーのキレキレの演奏と強靭なアンサンブルで寸分の狂いもなくガッチリと演奏が進んでいくのがただただ凄まじいとしか言いようがなかった。それがまた、途方なく形容しがたいグルーヴの渦を生んで、演奏が終わった瞬間、熱狂的な歓声がフロア中を満たした。圧巻、圧巻、素晴らしい!

セットリストが進むにつれ、両バンドのメンバーのみんなの表情がどんどん柔らかくなっていった。みんながはち切れそうな笑顔で演奏していた光景は本当に幸せな眺めだった。ポンタさんもベースの岡沢さんも、対峙するヤセイメンバーと視線を交わしながら心から嬉しそうなキラッキラの表情で、その輝きはまさにダイヤモンドのよう。どの曲もとにかく盛り上がったけれど、特に本編トリの「Hang Up Your Hang Ups」の盛り上がりは最高だった。岡沢さんと中西くんのベースバトル、柴田さんと別所くんの鍵盤バトル、どちらも本当に見応えがあったし、拓郎くんのイントロのギターソロもカッコ良かったし、凄かった。老若男女をロックする、まさに白熱のライブ。この小さいハコの、フロアの隅にぎっしりと埋まった観客から、終わるなり、圧倒的な歓声と拍手が巻き起こって、それはもう爽快の一言。

アンコールは、このメンツで絶対にやって欲しかった「Butterfly」。ゆったりと深遠な時間が流れ、熱狂的な本編での熱を、静かに冷ましてゆく。いっそ、ツインドラム、ツインキーボード、ツインベースのパーマネントユニットとして活動してくれたらいいのに、と妄想してしまうほどの良さだった。本当にいいものを見た。

途中のMCで、「このメンツで、ちょっとツアーなんかもできたらいいな」とマサナオくんが言うと、ポンタさんが「ツアー・・・やりましょうか!」とまさかのツアー告知が!無論、言葉のあや的なものもあるとは思うが、実現して欲しいと強く願うばかり。とにかく、東京以外の人にも、このユニットをどうしても、見て欲しいからね。

終演後の余韻が凄まじく、良さをいくら語っても語り尽くせないほど。同行のフォロワーさんには延々と、良かった、良かったと繰り返してしまっていて、気がついたらいつの間にか渋谷駅に着いてしまっていた。これで今年53回目のライブ参加だが、現時点で、このライブが今年のベストライブ候補に急浮上してきたよ。


《セットリスト》

→《P》はNEW PONTA BOXのアクト、《Y》はヤセイ・コレクティブのアクト。
 《PY》は両バンドのジョイントセッション。

 1. Contusion (Stevie Wonder)  《P》
 2. De Mode:Re ~ Training 《Y》
 3. (Free Jam) 《P》
 4. Tabaco ~ Iiwake 《Y》
 5. Tell Me A Bedtime Story (Herbie Hancock)  《PY》
 6. Actual Proof (Herbie Hancock)  《PY》
 7. Tonight 《Y》
 8. Blues Alley 《P》
 9. Three Views of A Secret (Jaco Pastorius)  《PY》
 10. Hang Up Your Hang Ups (Herbie Hancock)  《PY》

 En.  Butterfly (Herbie Hancock)  《PY》


《NEW PONTA BOX》

 村上”PONTA”秀一(Dr)
 岡沢章(Ba)
 柴田敏孝(Pf)


《ヤセイ・コレクティブ》

 松下マサナオ(Dr)
 中西道彦(Ba,Synth)
 斉藤拓郎(Gt,Vo,Synth)
 別所和洋(Key,Syhth)


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