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2012/3/5 南波志帆/永野亮/ビューティフルハミングバード「AINOTE Vol.2」 @代官山・晴れたら空に豆まいて
2012-03-11 Sun 11:56
ainoteomote1.jpg

このライブの開催に気付いたのはなんとライブ前日の3/4深夜。APOGEE永野くんのリツイートと南波志帆ちゃんのツイートで初めて知った。永野くんに南波志帆ちゃん、そしてビューティフルハミングバード、という興味深い対バンで、急にどうしても行きたくなってしまった。あいにく晴れ豆の前売り受付は終わってしまっていたが、諦めきれずにライブ当日に晴れ豆に問い合わせたところ「予約がなくても普通に当日券で入れますよ」とのことだった。助かった、ありがたい。ということで、仕事を切り上げて18:20にオフィスを出て代官山へ急行した。午前中はまとまった雨だったが昼前に雨は大体やみ、気温も少し上がって、曇り空ながら春を思わせる感じ。代官山駅のコインロッカーにコートとカバンを置き、濡れた道路を傘を提げて晴れ豆へ向かった。

晴れ豆には開演約30分前の19:00過ぎに到着。入場すると、意外にもフロアの前の方にも空席が目立つ。ドリンクを片手に、なんと最前列下手端の椅子席を確保した。随分遅く行ったのにラッキー。ちなみに持参した傘が邪魔だったので、下手フロア前方の壁沿いに置いてあったマリンバの下に放り込んだ。

ステージ前は白いスクリーンに覆われていてステージ上の楽器の配置は観ることができない。そのスクリーン上に、東日本大震災の被災地と思われる、変わり果てた風景のムービーが映し出されていた。その一方で、そんな光景とは裏腹の開演前場内SEのお気楽な感じとのギャップ感がもの凄い。

開演時刻の19:30に、ステージ前のスクリーンが上がり、舞台奥からこのライブの主催者AINOTE実行委員会の緑川氏と、パーカッショニストのペッカーさんの2人が登場。前口上としてこの「AINOTE VOL.2」の趣旨について2人がトーク形式で説明した。これまでこの「AINOTE」が主催するライブイベントで得た収益を使って被災地の学校へ直接楽器を届ける活動をしてきたとのことで、その楽器も被災地の楽器屋から定価で仕入れているそうだ。公的な義援金を送っても使い道は自分で指定できない以上、本当に自分のしたい援助をするためにはこうするしかないと考えてこういった活動をやっているのだそうで、大変意義深いことだと思う。

緑川さんからの紹介MCで、トップは南波志帆ちゃんから。ステージ下手にキーボードとMacBookが置かれ、上手にはギターが。まずそこにサポートメンバー(キーボード:佐藤純一、ギター:松江潤)が登場したあと、すぐに志帆ちゃんがセンターに登場。まず「水色ジェネレーション」からライブスタート。志帆ちゃん、緑色と茶色と黄色のチェックのワンピースに黒いピンヒール、それから向かって右側にサイドポニーにした髪型。このワンピース、フロントの部分だけミニになっているデザインも面白かったが、後ろから強い照明が逆光で当たると脚のシルエットが付け根のところまで見えてそっちの方がセクシーで気になった。それにしても「水色ジェネレーション」を晴れ豆で聴くのは新鮮。もっと言えば、ハコの雰囲気に音が全然そぐわない(笑)。

「水色ジェネレーション」の間奏の部分で志帆ちゃんがサポートメンバーの紹介を。この日のサポートは前述のようにキーボードとギターだけで、ドラム、ベース、その他の音はMacBookで音源の音を引っ張ってきて鳴らしていた。サポートも、ギターの音は比較的良く聴こえていたがキーボードは鳴ってるのか鳴ってないのかよく分からないぐらいの存在感で、音的にはCD音源をバックに演っているのと大差ない感じ。続けて「ふたりのけんか」。それにしても志帆ちゃんが近い!時々志帆ちゃんがステージセンターから僕の真正面あたりまで歌いながら移動してくるんだけど、最接近時で1mちょっとの距離まで近づいてきて、手を伸ばせば届きそうなぐらいでドキドキ。さすが現役JKの18歳、若いし可愛いし、言うことないなあ。

次のMCで志帆ちゃんが開口一番「みなさんこんばんは南波志帆です!うわっムーディー!」と言ったのには笑った。確かに僕も含めていかにもなオッサンの観客が多い感じだったのだが、「ムーディー」とはねえ・・・こんどから「オッサン臭い」という意味の婉曲表現として僕も使わせてもらおう。

その後も、この日が初めての晴れ豆ライブだった志帆ちゃんが、晴れ豆の正式名称(晴れたら空に豆まいて)をどう略すかについて「晴れ豆」派と「空豆」派でアンケート挙手させて、挙句に「晴れ豆でも空豆でもどっちでも好きなように呼んでもらって、どんどんこのライブハウスと仲良くなってもらえれば・・・なんか自分でも言ってる意味全然わかってないんですけど」とヨレヨレのMC(笑)。可愛いから許す!

後半は「こどなの階段」。左右にステップを踏みながらの振りが可愛い。続けて志帆ちゃんのカオシレーターソロから「それでも言えないYOU&I」へ。カオシレーターソロの時に志帆ちゃんが横向きになって意外とおっぱいが大きいことに気がつき、目が釘付け!
「アコースティックライブに来て頂いたはずなのにこんなセットリストですみません!」と妙に卑屈なお詫びMC(笑)の後はライブ告知で、3/31の主催イベント@Shibuya O-EAST (w/Base Ball Bear/きゃりーぱみゅぱみゅ、DJ:RAM RIDER / 夢眠ねむ(でんぱ組.inc))。 なかなか素敵なメンツだけど行けないなあ。

最後に3/7リリースの新曲「少女、ふたたび」のお披露目。分厚い打ち込み系のエレクトロポップで素直なメロディ。もう少し捻ってあるともっといい感じだけど曲自体の完成度は高いなあと思った。そういえば今日のサポートギターの松江さん、YUKIツアーのサポートバンドメンバーなんですよね。道理でギターが上手いと思った。20:09終了。


《南波志帆 セットリスト》

 1. 水色ジェネレーション
 2. ふたりのけんか
 3. こどなの階段
 4. それでも言えない YOU & I
 5. 少女、ふたたび

《サポートメンバー》

 佐藤純一(Key)(from FLEET)
 松江潤(Gt)



ステージ上のセットが撤収された後、さっき僕の傘を下に放り込んだ下手壁沿いのマリンバがステージに運び込まれて下手後方に置かれた。変なところに傘置かなきゃ良かったな(笑)。さらに上手後方にはドラムセットが置かれて、センターには椅子とマイク。その両サイドにエレキギターとアコギが置かれた。エレキギターはAPOGEEのライブで永野くんがいつも使っている黒と白のフェンダーのストラトキャスター。その後、APOGEEの永野亮くんが登場、赤いカーディガンにグレーのシャツ、ロールアップしたブラックジーンズにスニーカーといったいでたち。しばらくギターのセッティングをやった後、いったん袖にハケて行った。

20:26、AINOTE緑川さんの紹介を受けて改めてステージに永野くんが登場した。1曲目はなんとユーミンの「ひこうき雲」のカバーから。久しぶりに永野くんの歌唱を聴いたんだけど、これが伸びやかで力強くて、とにかく素晴らしかった!途中から上原なな江さんのマリンバが優しく入ってきて、音が身体に沁みわたる。続けて「つながるのうた」。この曲、このサイトでもPVが観られるけれど、フォーキーでテンポのいいポップソングで、永野くんらしさの良く出たいい曲。ドラムのサポートはANATAKIKOUのドラマーの藤井くん。上原さんと藤井くんと永野くんが時折目を交わしながら、とても楽しそうに演奏していたのが印象的で、僕までとても楽しい気持ちになった。さらに続く「はじめよう」は歩くようなテンポの穏やかな曲。上原さん、マリンバだけじゃなくて出だしではウッドブロックを叩いたりもしていた。

「改めまして永野亮です。今日は来てくれてありがとうございました」と永野くんの挨拶MC。「今日は呼んでいただいて光栄です。顔なじみの人もたくさんいて、柔らかい雰囲気でとても楽しいです」と挨拶した後、冒頭にトークをしたペッカーさんが呼ばれてステージへ上がりセッションへ。「ペッカーさんは天気によって演奏する楽器が変わる人で、今日は軽装です」と永野くんがペッカーさんをいじりつつ「ペッカーさんが入ったことによってラテンバンドのようなノリになってます」と言ったのが少し可笑しかった。

この4人で「Good Morning」を。ペッカーさん脚の間に挟んだボンゴを叩くのだがこれがキレキレ。そこにドラムの藤井くんが追従する。さらに上原さんも上下にふわふわ体を揺するようにしながらマリンバを叩いて演奏が盛り上がって行く。上原さん、ボーダーのカットソーに白いロングスカートが可愛い。後半にかけてペッカーさんのボンゴが激しさを増すとさらに盛りあがって、曲が終わった瞬間あちこちから歓声が飛んだ。ペッカーさんはこの1曲だけで退出。もうちょっと一緒にやってほしかった!「ちょっと取り乱しました。南波さんもガンガンやってたんで、やってみたくなりました」と永野くん。

さらに次は、APOGEEのワンマンでも披露したことのある「Human Nature」のカバーを永野くんのギターソロで。僕が最後に聴いたのは2010/6/21に下北沢SHELTERでやったAPOGEEのマンスリーライブ第3弾「~perigeepoint vol.3~」の時だから、随分経つなあ。つづけて「君のために」。ちなみにこの曲、ほんとは曲名を知らないのだが、サビの歌詞から勝手に僕がタイトルを仮置きしました(笑)。ギターのピチカートがいい感じの、2拍子のほっこりした小品。ちょっと途中に七尾旅人っぽいフレーズが出てきたりもして、僕好みの佳曲です。そして次は昨年8月のサマソニでも聴いた「帰り道」。上原さんの高速マリンバと藤井君の軽やかなスネアのおかげで、楽曲にみずみずしい疾走感が加わって良さがさらにアップしているように思う。いい曲だなあ!

最後、永野くんから告知MC。まず3/30に晴れ豆の上階にあるカフェ「山羊に、聞く?」でのライブに続き、4/10 は「duo de duo」という企画ライブに阿部芙蓉美ちゃんと出演するそう。永野くんが芙蓉美ちゃんのことを「芙蓉美ちゃんとは仲がいいんですよ。独特の雰囲気で・・・歌声が、話し声より小さいんですよ」と言っていたのがとても面白かった。 
最後は曲名不明な抒情的なマイナー調の曲、これがまたSignalsっぽくっていい感じ。
久しぶりの永野くんライブはボーカルマイクのセッティングのおかげで、永野くんの伸びやかな声をたっぷり楽しむことが出来た。相変わらずのグッドメロディで、永野くんのSSWとしての才能を改めて思い知らされるいいライブだったな。4/10のduoも芙蓉美ちゃんとのデュオということだし、俄然行きたくなった。21:08終了。


《永野亮 セットリスト》

 1. ひこうき雲(荒井由美)
 2. つながるのうた
 3. はじめよう
 4. Good Morning
 5. Human Nature(Michael Jackson)
 6. 君のために
 7. 帰り道
 8. (不明)

《サポートメンバー》

 上原なな江(Mar、Perc)
 藤井寿光(Dr)(from ANATAKIKOU)

《ゲスト》
 ペッカー(Perc)



メンバーがハケると、再びマリンバがステージから降ろされて元の位置に。代わりにステージ下手奥にはグランドピアノが引っ張られてきた。センターにはフロアスピーカーが設置され、ビューティフルハミングバードの2人がちらっとステージに登場してサウンドチェックの後、21:25、緑川さんの呼び込みMCに合わせて再びビューティフルハミングバードの2人と、前のステージでもドラムをサポートした藤井君がステージに登場。

僕はビューティフルハミングバードのステージを観るのは初めてだったのだが、何と言ってもボーカルの小池さんの美声が圧倒的!最近の女性ボーカルにありがちな、わざとらしいR&B感とかわざとらしいアンニュイ感といった作り物っぽさが全くなく、芯の太いソプラノが晴れ豆を隅々まで圧倒する。しかもそれが全く押しつけがましくなく、優しく包み込むように押し寄せてくる。もうずっとずっと聴いていたい感じ。小池さんは縦にも横にも体格がいい人なので(笑)余計に母性を感じるのかもしれない。ちなみに小池さんは茶色のワンピースに赤いタイツにブーツ、といったいでたち、ギターの田端さんは丸いダービーハットにダークなシャツに蝶ネクタイという可愛らしい姿。

曲は最新アルバム「HORIZON」(2011/10リリース)の収録曲が中心だったが、4曲めの「ウメボシジンセイ」はなんとNHK「みんなのうた」の曲なんだって。「結成したときからずっと「みんなのうた」をいつか担当できたらいいなと思っていました」と小池さん。この曲、2011/12と2012/1に流れた曲だそうだが、リクエストがたくさん来たおかげでこの3月にも再び流されているそう。この日はこの曲を作曲した櫻井映子さんが登場してピアノでサポートするというサプライズも。「みんなのうた」にぴったりの楽しい歌で、聴いていると梅干しの生涯を思わず自分の人生に重ね合わせてしまうね(笑)。ちなみに小池さんは東京児童合唱団出身だそうで、放送ではその後輩ちゃんたちと歌で共演している。それから、この日のライブは全体として穏やかな優しい曲が多い中で、6曲めの「じゃじゃ馬」が特に異彩を放っていた。スネアの3連符が印象的なテンポのいい曲で思わず体が揺れるカッコよさ!とてもロックな感じで、素晴らしかった。

途中のMCでギターの田端さんがカフェラッテのカフェオレを手にしつつ「代官山はなかなか来ないんですがお洒落で参った。お洒落に負けないように、今日はカフェオレを(ステージドリンクとして)飲んで、お洒落に演奏しています」と言うとどっと受けてたなあ(笑)。それから、今年はビューティフルハミングバードの活動10周年だそうで、ライブ告知は下北沢mona recordsの8周年記念イベント(3/26)や吉祥寺キチムでのイベント(5/2)などこれからも予定が盛りだくさんな様子。都合が合えばまた行きたいなあ。

ラストはなんとイースタンユースのカバーで「夜明けの歌」。無骨で誠実な元歌が優しくリアレンジされていて、心に切々と沁みてくる。良かったなあ!22:11終了。


《ビューティフルハミングバード セットリスト》

 1. somebody's calling you
 2. 旅人
 3. 耳のなかのまがりかどのふきだまり
 4. ウメボシジンセイ
 5. よびごえ
 6. じゃじゃ馬
 7. 予感
 8. 夜明けの歌(eastern youth)

《ビューティフルハミングバード》

 小池光子(Vo、Perc)
 田畑伸明(Gt、Cho)

《サポートメンバー》

 櫻井映子(Pf)
 藤井寿光(Dr)(from ANATAKIKOU)



最後に、この日の出演者が全員ステージに上がって、みんなでユーミンの「卒業写真」を。永野くん、志帆ちゃん、小池さんが順にボーカルソロを取って行くんだけど、個人的には永野くんの声が好きだった。相当高い音域まで力強く伸びていて、なんだか前より歌が上手くなったような気もするな。

22:18終演。それぞれのアクトは短かったけれど、それぞれの一番いい所だけを切り取った、心が温かくなる贅沢なライブだった。帰りがけに、出口にあった募金箱にドリンク代のお釣りにもらった500円玉を入れてきた。少ないけれど、これが被災地の子供たちが使う楽器になると思うと、何だか嬉しくなった。


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