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2011/9/8 naomi&goro&菊地成孔 @Billboard Live TOKYO(2nd Set)
2011-09-10 Sat 21:03
先日のラウル・ミドンに続くBillboard Live TOKYO!この日はnaomi & goro &菊地成孔さんの、7月にリリースされたアルバム「calendura」のレコ発ライブ。この日のためにBillboard Live TOKYOの「Club BBL会員」になって、気合を入れて予約したおかげで、予約番号はサービスエリアの4番と素晴らしい番号。最近期末モードで仕事が繁忙なこともあり、2セット公演の2ndセットで予約した。なので、開場時刻の20:45までに会場に着けばよく、これなら絶対に遅刻しない。

案の定この日の仕事はハードモードで、顔面の筋肉がこわばり切ってしまった。やっとのことで仕事を捌いて、オフィスを19:00に出た。軽く食事をした後六本木へ。前回行ったから行き方はもう分かったが、前回との違いは、きれいな女の人が異常に多かったこと。何だか新宿で大江戸線に乗り換えた時点で既に綺麗な人がやたらいて、六本木に着いたらエスカレーターにもいて、改札を出て東京ミッドタウンに入ったら次から次へと続けざまに綺麗な人とすれ違った。恐縮ですが皆さん、友だちになってください(笑)

会場に着いたら20:15。インフォメーションカウンターでチェックインを済ませて待っていると、どうやら1stセットが終わったらしく、20:20を過ぎた頃に人が次々出てきた。30代から40代の落ち着いた感じのお客さんが多い。いったん入口が閉まり、20:45に2ndセットの開場。呼び込まれて入場し通路をまっすぐ進んだ奥で受付をして、スタッフに誘導されて最下層の3階フロアへ。予約番号の早い人から順に好きな席をスタッフに言って着席していく形式で、僕は最前の上手から2番目のテーブルに座った。

ステージ上は、フロントに3人分のスツールが横に並べてあって、センター後方にウッドベースが横にして置かれている。下手側後方にはグランドピアノ、そして上手側後方には透明のアクリルパネルで囲われたドラムセットがセットされている。ステージ背面はいちめんが窓で、六本木の夜景がとても綺麗。だれか一緒に誘えばよかったな。

僕の席は、上手側スツールのすぐ前で、ギタースタンドにはアコギが1本とサイレントギターが1本立ててある。アコギがゴローさんので、サイレントギターは尚美さんのだな・・・と思いながら、頼んだタパス4種盛り合わせ(1,800円)を頂きながら休憩。おおっ高い!と思ったけど旨かった。ついでにジムビームのソーダ割りも。疲れているせいか吸収が早い。お代わりまでしてしまい、開演前に早くも酩酊の気配。

開演時刻の直前に、ステージ背面の窓に黒いカーテンがかかり、開演時刻21:30ぴったりにナオゴロ+菊地さんの3人が下手楽屋口から順次ステージへ。下手に菊地成孔さん(S.Sax、T.Sax、Pf、Cho)、センターには尚美さん(Vo)、上手にはゴローさん(Gt)という配置。ナオゴロのライブでは尚美さんが上手側に来ることが多いので、てっきり僕の席は尚美さんから見てすぐ左隣だと思っていたんだけど、実際はゴローさんから見てすぐ左隣の席でした。そういえば去年(2010年)11月30日にこの3人で渋谷PARCO劇場でやったライブの時もこの日と同じ並び順だったことを想い出した。

まず1曲目は「The King Of Rock'n Roll」でスタート。ゴローさんの穏やかで控えめなギターに菊地さんの素晴らしいソプラノサックスの音が華やかな色を加えて、そこに尚美さんの優しい歌声が重なっていく。もうこれだけで、ああ来てよかったと嬉しさが込み上げてくる。アルバムと同じようにチェンバロが入っているとさらに良いんだけど、今日はなし。でもそれはさすがに欲張り過ぎか(笑)。あと、今日の尚美さんは最初からギターは弾かず、ボーカルに専念していた。尚美さんのギターもいいのになあ。アルバムの音源でもそうだったかなと思ってさっきアルバムのクレジットを確認してみたらまさに尚美さんはボーカルとコーラスだけを担当していた。

続けてnaomi&goroのアルバム「passagem」から「Days Of May」。ナオゴロのライブではほぼ必ずやる曲で、落ち着いた佳曲だなあと毎回思う。菊地さんはこの曲ではサックスをテナーに持ち替えていて、この後も、曲ごとにサックスを持ち替えての演奏。ゴローさん、スツールが高いのか、右足を足台代わりの木の箱に乗せて、左足は目いっぱい床まで伸ばすような体勢で結構苦しそう。(どの曲からか忘れたがこの後、いつの間にかゴローさんは両足ともちょこんと木の箱に乗せて座るようなかわいい体勢に変えていた)

2曲やった後、尚美さんからの紹介MCに合わせて鈴木正人さん(Ba)、池長一美さん(Dr)が登場。鈴木さんは下手からステージへ、池長さんは客席を下手から上手へ突っ切ってからぐるっと回ってステージに上がってドラムセットについた。続いて、落ち着いた「Cinema」、そして「Two Kites」と2曲続けて。「Two Kites」はゴローさんのギターが軽やかな飛翔感を生み出していて、菊地さんのソプラノサックスと尚美さんの歌でさらにぐんぐん高度感が上がっていく感じがたまらない。僕が「calendura」の楽曲の中でもとても気に入っている曲。しかも生音、やっぱりいい。疲れてこわばっていた僕の中のカタマリがみるみる溶けて消えていくのが分かる。

さらに続けて「passagem」から「Southern Cross 7」。僕はこの曲をライブで聴くのは初めてだったのですごく嬉しかった。短いアップテンポの7拍子ナンバーで、尚美さんのスキャットがとても気持ちいい。小さく腿を両手の先で叩いてリズムを刻みながら歌う尚美さんが大変素敵。終盤ではなんと菊地さんもスキャットに参加。あまりに良くて、終わった後に歓声を上げたら、別の客席からも続いて歓声が飛んだ。

続いてMC。アルバムの話、ということで尚美さんが他の2人に話題を振るが、妙なたどたどしい間があるのが笑えてくる。このアルバムはまさに3.11の震災を挟んだタイミングで作られただけあって、話題はどうしても地震に絡む内容に展開。余震の揺れが来るたび、スタジオのスピーカーを押さえたり、レコーディングブースから脱出できなくならないように出入口のドアを開けたり、といったことをやりながらのレコーディングだったそう。菊地さんが「迫りくる放射能の危機の中でものすごくゆったりした曲をやってたりして。出来上がったアルバムを聴いても、これ揺れてたなとは全然分からない」みたいなことを言っていたのが面白かった。ちなみにゴローさんはアルバム制作時のことについては「記憶が薄れてる。薄れやすいもので・・・でもいっぱいレコーディングしましたね」とかなりおぼろげだった(笑)。あと、「calendura」のアルバムを通して印象的に使われているチェンバロのスタジオへの搬入方法が「いったんバラバラに分解して搬入したあと、スタジオで改めて組み立て直す」だということを菊地さんのMCで初めて知ってびっくり。しかもチェンバロって1台数百万円もするのだそう。よくこんな繊細な楽器を地震のさなかにレコーディングに使おうと思ったなあ。菊地さんも「平時の判断力ならあんなことできませんでした(笑)」とか言ってたし、やっぱり地震のせいでみんなおかしくなってたのかも知れない(笑)。それから、小田原在住の尚美さんが「箱根の山の山鳴りにおびえてました」みたいな話をした時に菊地さんが「ちょっと山鳴り、口でやってみてください」とか尚美さんに無茶振りしてたのがとてもおかしかった(笑)。

MCの後は「Só Tinha de Ser Com Você」。「Você que é bonito demais」のところの「ヂーマイス」っていう尚美さんの歌い方がとても好きだなあ・・・って細かすぎるか(笑)。さらに続けてアルバム「Bossa Nova Songbook 2」から「Superboots」、これまたライブで聴くのは初めてだけど、バンドセットがとても合う曲だなあ。鈴木さんのベースで楽曲に厚みが加わって、池長さんのドラムも手堅くていい感じ。さらに続けてナオゴロでは超定番ナンバーの「Gabriela」「Rosinha」を。菊地さんのサックスの音とナオゴロの相性がとても良い。ぜひ、単発のコラボにとどめずにこの3ピースユニットで活動し続けて欲しいと強く思う。あと、尚美さんが歌うとなんでもバチッとハマるべきところにハマるのがすごい。尚美さんの歌唱については菊地さんもゴローさんも全面的にどーんと任せて大安心、的なことをこのインタビュー記事でも言ってるけど、生音を聴くと納得。もう気持ち良くて気持ち良くて、お酒の酔いも手伝ってフワフワ、グラグラ。そこに布団があったらそのまま寝てしまいそうだった(笑)。

改めてのメンバー紹介MCの後、「Brigitte」。フランス語の歌詞が乗る楽曲ってナオゴロのレパートリーでほかにあったかな。「calendura」のアルバムを初めて聴いたときの意外感と驚きを思い出す。耳についちゃって、しばらくこの曲ばかりループしたりしていたもんなあ。菊地さんのソプラノサックスがキレキレで、そしてゴローさんのギターは控えめに楽曲に寄り添いながら、しっかりとナオゴロのカラーを表現するといった風情で、これはこの曲に限らず、今日のライブ全体を通じてそうだった。欲を言えばこの曲にもチェンバロが入っていたらさらに良かったな。そして本編最後は「イパネマの娘」で手堅く締め。

アンコールではゴローさん、尚美さん、菊地さんの3人だけがステージに登場して「Desafinado」、そして大トリは菊地さんがピアノに向かって菊地さんのオリジナル曲「いちばん小さな讃美歌」。悲しくて優しい曲。今日の2公演の最後の最後を締めくくるように、尚美さんが最後の歌詞の「おやすみなさい」を優しく歌って、拍手に包まれながら22:52終演。僕のすぐ目の前にあったサイレントギターは、結局最後まで一度も使われることがなかった。もしかすると尚美さんが弾く展開もあったのかも?たくさん拍手してダブルアンコールにすればよかったかな。

ホントはサイン会に参加してメンバーの皆さんにご挨拶したかったが、終電が気になってきていた僕は結局サイン会には参加せずそのまま会場を後にした。残念だけどそれはまたいつか今度のライブまでお預けだな。それにしても、使い捨てのような楽曲ばかりが売れているこのご時世で、こういういい音を作る人たちの存在はほんとに貴重。ぜひ息長く、ずっと活動し続けて欲しいなあと心の底から思う。


《セットリスト》

 1. The King Of Rock'n Roll
 2. Days Of May
 3. Cinema
 4. Two Kites
 5. Southern Cross 7
 6. Só Tinha de Ser Com Você
 7. Super Boots
 8. Gabriela
 9. Rosinha
 10. Brigitte
 11. The Girl from Ipanema

 En1. Desafinado
 En2. いちばん小さな賛美歌


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<<2011/9/15 felicity live 2011 Day1@SHIBUYA CLUB QUATTRO | ライブも仕事のうち。 | 2011/8/31 ラウル・ミドン @Billboard Live TOKYO(1st Set)>>
コメント
素晴らしいブログありがとうございます
尚美です。
ご来場、そして素晴らしいブログありがとうございます。
1セットのライブにこれだけ文章を書けるなんてすごいです。
またお待ちしております。
2011-09-11 Sun 18:05| URL | 尚美 #- [内容変更]
素晴らしかったです
尚美さん、わざわざコメント頂きありがとうございます!
素晴らしいライブをありがとうございました。本当に深く癒された気がします。
次の韓国ライブにはさすがに行けませんが、またぜひ首都圏でライブをやってください。楽しみにしています!
2011-09-11 Sun 18:41| URL | やち(Yachi40) #- [内容変更]
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